中学受験について考える-その3

塾について考えてみたいと思います。

家庭教師という選択肢もあるのですが、ここでは含めないで考えてみます。

 

まず前提として、塾通いありきでの話になります。

と言いますのも、中学受験の試験問題は学習範囲が違うものの、

問題の難易度は大学受験と大して変わらないレベルじゃないかと思います。

数校の試験問題(最上位校ぐらいですが)を見ましたが、かなりのハイレベル問題です。

このような問題を小学生たちは方程式などを使わずに解くことになります。

このため、つるかめ算というような特殊な計算方法を学ぶ必要が出てきます。

さらに、難解な図形問題などは普段から受験問題と係わっていないと解くのも教えるのもかなり難しいのではないでしょうか。

そんな訳で我が家では塾には通ってもらおうと思っております。

 

では本題の塾選びですが、基本的には集団指導と個別指導の2択です。

どちらがいいのかは子供の性格などでも変わってくるかとは思いますが、

思いつくメリット・デメリットについて考えてみます。

 

集団指導

メリット

1.合格実績のある大手塾が選択可能

2.クラス分けテストなどで受験生の中での自分の位置が常に把握可能

3.集団塾に比べて授業料が安い

4.塾内でも常に競争があるので、受験に向けた意識作りが出来やすい

 

デメリット

1.塾での授業進度についていけないと取り残されてしまう可能性がある

2.生徒数が多いので、質問しようとしても順番待ちになる

3.提出物管理や添削などの対応が雑になる可能性がある

 

個別指導

メリット

1.子供に合ったフレキシブルな対応が可能

2.質問も受けてもらいやすい

 

デメリット

1.授業料が高い

2.クラス分けテストなどがないので、自分の学力を把握する機会が少ない

 

まだまだありそうですが、とりあえず思いつくところで。

合格実績に関しては、生徒数も多いので圧倒的に集団塾の方が上になります。

しかし、サピックスを始めとする集団塾の授業進度について行けない子も結構いるようです。

そのため、個別塾を併用して集団塾のフォローを行うご家庭もあるようです。

いいとこ取りって感じでしょうか。

 

お金があってうらやましいわー。