中学受験について考える-その2

 中学受験を目指すに際し、いろいろと考えなければならないことがあります。

 

1.私立 or 国公立

2.大学附属 or 進学校

3.塾選び

 

まずは1について

近年、各都道府県で公立の中高一貫校の整備が進んできております。

公立ですので、学費は基本的に居住地の公立中学校と変わりません。

都立であれば

(1) 中等教育学校

小石川中等教育学校
桜修館中等教育学校
立川国際中等教育学校
南多摩中等教育学校
三鷹中等教育学校

(2)併設型(都立中学校+都立高校)

白鷗高校・附属中学校
両国高校・附属中学校
武蔵高校・附属中学校
富士高校・附属中学校
大泉高校・附属中学校

の12校ですが、各都道府県によってその数は大きく違います。

 

一方、お隣の埼玉では、
埼玉県立伊奈学園中学校
さいたま市立浦和中学校

の二校に限られますし、こちらは通学可能な地域が限定されてしまうため、

埼玉県民でも通うことのできない人が多いのが現状でです。

 

一方、国立中学となりますと、各都道府県に必ず1校国立大学がありますので、

大概はそれに伴って付属校が置かれることになります。

しかしながら、付属校によっては中学までしかないようなところも存在しております。

また、東京学芸大附属のように中学は複数校あるものの、高校は1校しかないため上位数割程度の学生しか高校に上がれないというような場合もあります。

 

私立の場合は、首都圏や各主要都市ではそれなりの数の学校がありますが、

地方になりますとあまり期待できるような学校がなかったりもしますので、

お住まいの地域によってかなりの格差が生じてしまいます。

 

国公立か私立かで授業料も大きく変わってきますし、

都内の国公立は全て2月3日が試験日ですので、複数の学校を受けることはできません。

非常に悩ましい問題です。

 

塾選びにつきましては、長くなりそうなの改めて。